Kiichiro Adachi

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メローイエロー

例年より早い時期に到来した台風は長い間雨を降らせている。どうやら今年の夏も終わってしまったようだ。
どうもブログをあげるタイミングを忘れてて二ヶ月も前に書いたものを今更ながら上げる。
特筆すべき事もないが、僕のブログはいつだってそんなものだ。


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最近復刻したというメローイエローという炭酸飲料を飲んだ。
「こんな味だったっけ?」
と思ったが、幼い頃飲んでいた記憶はあるものの味は覚えていなかったことに気づいた。僕の記憶の多くは中身が空っぽになっていて空き瓶のような形骸だけなのだろう。

僕は幼少の頃何を感じて何を考えていたのか説明できない。それは謎めいた不可思議なものではなくて何も考えていなかっただけな気がする。7歳の僕は朝顔を何を思って育てていたのだろう。何を思ってミニ四駆を改造してたのだろう。それらは血となり肉となっているのだろうから何かに直接繋がっていると考える方が野暮だと言われればそれまでだ。でもどうも腑に落ちない。

最近プールによく行くのだがプールの匂いや音・水をかく感覚が過去の記憶に結びつく。小学校の頃スイミングスクールを通っていたこともあって泳ぐのはそれなりに得意だったがどうすれば早く泳げるかなんて考えたこともなかった。今はどのようにすれば速く泳げるのか疲れずに泳げるのかと頭で考えながら四肢を動かすのが楽しい。

しかしそれら思考に気付く度に僕は少し落ち込んだ。そして過去の何も考えていなかった自分を疎んだ。一体僕はいつまで動物だったんだろうと。しかし美化された記憶はキラキラした空き瓶のような形骸に触れさせようとする。憎悪と愛執を孕んだ気味の悪い感情が僕にとってのノスタルジーだ。

とはいえ、未だに僕は物事をきっちり考えることができてるかなど甚だ疑問だ。何かと再会する時にメローイエローと同じような感情を持てれば成長しているという事にしておこう。


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